妄想爆縮

脳みそが半分くらいしかない

あんな子にされてみたいなと思った

本日、誕生日を迎えて25歳となった。


自分の年齢がひとつ加算されることを喜ばなくなったのはいつからだろうか。きっと社会人になってからだ。少なくとも大学生の時は、口では悲嘆しつつも内心では密かにそれを望んでいたというか、喜んでいたと思う。一歩ずつ大人に近づいている気がしたからだ。(大学生にもなってそんなふうに感じるのもアレかもしれませんが...)


大学を卒業して、これから自分はそれなりに仕事をして、それなりに給料を得て、それなりの私生活を送るのだろう。それを高望みだとは思わなかった。が、実際には随分と高く見積もってしまっていたらしい。新卒で入社した会社でお気持ちがアレになり、哀れにもポンコツ人間が誕生してしまいました。


それからの自分の誕生日は、それまでの空虚な人生を回顧して、ただ落ち込む日になった。


成功体験のない自分の25年間の人生は吹けば飛ぶくらいに軽く、薄っぺらく、中身がない。ぎゅっと圧縮したら実質15年くらいかもしれない。恐ろしいのが、30歳になっても35歳になっても同じことを言っているのではないかという予感があることだ。そうなったらもう終わりです。本当の終わり。取り返しがつかない。


そうはなりたくないので、今からでも巻き返す。自分は何を以て人生が充実していると感じるのか。人生を楽しいと思えるか。どうすれば自分のことを幸福な人間だと信じることができるのか。ポンコツなりにそれを探さなければならない。


出遅れてるんだよな、この時点で...。



Irisu Syndrome! BGM ~ あんな子にされてみたいなと思った ~ I thought I'd like to be ____ed by her